プログラミング教室どう選ぶ?タイプ別に解説
さて、前回はプログラミング教室の人気が高まっているというお話をしましたが、今回は一口にプログラミング教室といってもいくつかの種類があるので、ご紹介したいと思います。
1.ビジュアルプログラミング系
ビジュアルプログラミング系の特徴
命令ブロックを組み合わせることで、簡単なゲーム等を作り、プログラミングの基礎的概念を学びます。
簡単なパソコン操作やタブレットを使ってできるので、小さい子や初心者でも取り組みやすいのが特徴です。
パソコンやタブレットだけでプログラミングするので、授業料が安い傾向にあります。
代表的なものに、マサチューセッツ工科大学メディアラボによって開発された「Scratch」があります。
ビジュアルプログラミング系のデメリット
教育用に特化したプログラミングなので、延長線上に本格的なプログラミング言語がないことです。
しかし、「論理的思考力」や「問題解決能力」などの基礎能力は十分身につきます。
パソコン操作 をおぼえなくてはならない。
2.ロボット・ものづくり系
ロボット・ものづくり系の特徴
ロボットやLEDなど電子部品の制御を通して、プログラミングの学習を行います。
近年、話題の「IoT(Internet of Things) 物のインターネット」に通じる学習です。
ビジュアルプログラミングを使ってのロボット制御やパソコンなしで学習できるものもあります。
教室にもよりますが、ロボットやその他のハードウエア自体を制作するなど工作的な要素もあり、目の前でロボットを動かせるので、子どもたちが興味を抱きやすいのが特徴です。
代表的なものに、「LEGOブロックを使ったもの」、「micro:bit」があります。
ロボット・ものづくり系のデメリット
ロボット等を制作するための教材費が別途掛かる傾向にあります。
自宅で学習することができない。 ※別途高額なロボットを買わなければならない。
ロボットに加える動きがパターン化するので、飽きてしまう傾向にある。
3.本格的コードプログラミング系
本格的コードプログラミング系の特徴
本格的なプログラミング言語を使用して、ゲームを開発やアプリ開発を行います。
難易度は高いのでビジュアルプログラミング後の中級者クラスとしているところが多いです。
実際のソフトウェア開発にも使わているので、将来の仕事につながる可能性があります。
代表的なものに、「HTML」、「JavaScript」、「C言語」があります。
本格的コードプログラミング系のデメリット
初めての方は、キーボードでのアルファベットの入力操作や意味の分からない言葉の羅列など取り組むハードルは高いです。
まとめ
どのようなタイプの教室も一長一短あると思いますが、初めてプログラミングを習うお子さまへは「ビジュアルプログラミング系」をオススメします。
なぜなら、「ビジュアルプログラミング系」でも「学習の基盤となる資質・能力」が十分身につき、
「学ぶハードルが低く」、「費用が安い傾向にある」ためです。
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